ふりがなメーカーができるまで③

自分で作ってみようかなぁ

「ふりがな振るのに何かよいツールがあれば教えてくださいよ」

「写真やPDFに自動でふりがなを振れるアプリはあるよ。
 でも編集面がなぁ・・・
 あと、ワードに自動で一気にふりがなをつけてくれるマクロも紹介されているよ。
 でもレイアウトのズレを直すのが大変なんだよね。」

 2026年GWに元同僚の中学校の先生と食事会をしていたときの会話です。こんな会話から始まって、

「・・・最近、AIでコーディングやっているから自分で作ってみようかなぁ。って言うだけでやらないかもしれないけど☺」

プロトタイプは30分ほどで完成

 食事会も終わり、家に帰って少しして「ちょっとやってみるか」ということで、まずはClaudeCodeと相談。以前、アプリにしたら学校現場ではセキュリティ上使えなそうだという経験を踏まえてWeb上のアプリにする方針が決まりました。ただ、定期テストなどをネットワーク上にUPすると、こちらも情報セキュリティ上問題が起こる可能性があるため、現場では使用してもらえない可能性があります。そのこともAI君と対話していくと、どうやら端末のキャッシュだけでうまくできそうだということになりました。そんな感じで大体の方針を決めていきました。

・Webアプリの形を目指す
・ネットワーク上にデータをアップしない(端末内のみでの処理)
・レイアウトがずれずにふりがなを自動でつけられる
・ふりがなを編集できるようにする
・作成したものを再度保存して印刷できる

 「どう?できそう?」と相談していくと、ワードにそのままつけるのは難しいということになりました。なんとかワードに対応したシステムにできないかと試行錯誤したのですが、バージョンUPされるたびにシステム改修の可能性もあり、コスパを考えて断念。結果、PDFで文字を認識し、自動でルビ振りをする形に決まりました。

 「とりあえず一回作ってみて」というと、自分のPC上にシステムのプロトタイプが完成。ここまで30分でした。ClaudeCodeすごい。

その日(次の日)寝たのは朝3:00頃

 ClaudeCodeはPro版でしか使えません。つまり、課金です。そしてPro版でも4時間、1週間で使えるトークンに制限があります。その制限を越して使いたければ・・・また課金です。

 軽い気持ちで始めたため、夜の11:00くらいからスタートしました。一瞬でプロトタイプが完成したので、「これはいける!」という見通しが立ち嬉しくなってしまいました。そのまま朝の3時まで。トークンがなくなったらすぐ課金。開発はゲームをしている感覚と同じです。私はゲームで課金したことはないのですが、「今、ここまでやってしまいたい」という思い、衝動性の強さが相まって、しかも世の中にとって良いものを開発しているという感覚・・・気がつけば朝の3:00になっていました。これだけ時間とお金を費やしたのに、恐ろしやClaudeCode・・・開発へのわくわく感に満たされてその日の作業を終えたのでした。

ふりがなメーカーができるまで④ に続く